ハッサク工房

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自分だけの釣り道具を手に入れることができるお店

市村 直哉さん[代表]


手で作ることを基本に自然に優しい製品を目指す

当店は平成28(2016)年1月に創業し、釣り道具のデザイン・製作・カスタマイズ・修理等を行っております。私は学生時代の頃に、オレンジ色の服を好んで着ていたことから、釣りのサークルでは「ハッサク」と呼ばれていました。工房の名の由来です。
「八朔(はっさく)」の「漢字の八」が「末広がりで縁起が良いこと」、また「数字の8」を横にすると∞となり「無限の可能性を秘めていること」、そこに「サク」はつくる「作」という意味もあります。「手で作ることを基本に」と「自然環境に優しい素材」を目指してルアーを製作しています。私自身も釣りをすることから、お客様目線に立ち、実際に使用して使いやすい道具のデザイン、細やかな対応を心掛けています。

素材にこだわり足で考える 技術と仕上がりに自信あり

自身が釣りをすることはもちろん、創業以前からもルアーや釣竿を製作していました。釣人で職人だからこその釣人の要望に応じた「ルアーロッド」の特注品の製作が可能です。地元釣具店での販売に始まり改良を重ねて現在に至ります。ものづくりは、工芸大学で学んだハンドクラフトを基礎としており、手作りならではの高い技術と仕上がりに自信があります。塗料や素材には特にこだわっており、漆や金箔といった味のある材料から最新の高機能塗料を研究し、オンリーワンの製品を作っています。
今はネットで情報を調べることができ、通販で簡単に購入ができる時代です。それでも、私は実際に目で見て確かめなければ納得できない現場主義の考えです。様々な分野の専門家の方に会い、さらに技術向上してよいものを作りたいと思っています。

釣りを価値の高い趣味として発展させたい

私の思いは、釣りをもっと「価値の高い趣味」として発展させることです。釣り道具は、昔から愛好家が多いですが、大量生産の粗悪品などは使いにくいなどの理由で本当の意味での釣りの喜びは感じられません。また、釣り場にゴミを捨てるなどマナーの悪い釣り人もおり、釣りのイメージを悪くしています。私は釣り場の清掃活動等にも参加し、お客様にマナーの大切さを伝え、釣りの価値向上に努めています。釣りは自然があって成り立つものなのです。
将来的には、釣り人が交流し趣味として高め合えるような環境を作ることも私の夢です。釣りが最高の趣味として続けていけるように「釣道」として、物だけでなく釣りの世界を作っていきたいと思っています。

ハッサク工房

■ 住所/〒929-1312 石川県羽咋郡宝達志水町上田エ26-1
■ TEL/0767-28-5171
■ 代表者/市村 直哉
■ 創業/平成28(2016)年
■ 業務内容/ルアーデザイン・製作、ロッドカスタマイズ・修理

※業務内容や商品等はねっとわーく発行時から変更されている可能性があります