有限会社 ヨシダオートパーツ

自動車中古パーツをネットで全国販売している「町の自動車解体屋さん」

吉田 茂樹さん[代表取締役]


1万1000個の自動車中古パーツを自社でシステム管理

当社は自動車の解体と自動車中古部品の販売を行っております。今から40年前の昭和53(1978)年に父親が「ヨシダ自動車解体」として創業し、平成7(1995)年に自動車の中古部品販売を始めました。車の寿命が延び、買い替えサイクルが長期化したことから中古車販売台数が増え、それに伴い中古車部品の需要も増加したからです。
工場に解体車が入ってきたら、ドア、ライトを仕分けし、使える部品やエンジンを外し保管します。当社は再利用できる1万1000個の部品を種類ごとにシステム管理し、販売しております。自動車中古部品市場は年々大きくなっており、ネット販売システムも進化しています。20年前から対象部品の写真、傷がある等の情報を全て登録するシステムが始まり、その5年後に楽天やヤフーショップのネット販売のような高度なシステムになりました。
現在の販売割合は県外7割、地元3割です。昔は地元が10割でしたが、部品のネット販売が始まり、県外の割合が年々増加する傾向にあります。
お客様からは「解体屋さん」と呼ばれていますが、現在のメインは自動車部品の販売です。父親が始めた頃は中古部品の販売自体もありませんでした。以前はアルミと銅とプラチナと鉄を分別して素材として販売していました。しかし年々素材の値段が安くなり、採算が取れなくなってきました。平成17(2005)年の自動車リサイクル法の施行で産業廃棄物の取扱い基準が変わり、厳しい許認可を必要とする事業となり、そのためには過大な設備投資が必要となりました。そうしたことから多くの解体業者が廃業していきました。当社は中古自動車の部品を販売強化することに目を向けて何とか危機を乗り越えました。

地元のお客様を大切にしながら、ネット事業に注力していく

私は石川工業高等専門学校を卒業後、地元の建設会社に勤めていました。長男として両親のことが気にかかり、平成7(1995)年に父親の会社に入社して中古車の部品販売を開始しました。解体作業や部品の仕分けは私と従業員1名の他、妻、母親がして、事務作業は妹がしています。
「お客様からの信用を大切にし、正直に生きること」が大事だと思っています。能登は急速に過疎化が進み、毎年の売上を維持するのが大変厳しい状況です。当社のお客様は温和な方が多く、長く取引きをして頂いております。当社ではお客様との関係維持が一番重要であると考え、末永くお付合いして頂けるように細心の注意を払っています。
今後はネット販売の更なる強化に目を向けていきたいと思います。地元は同業者や修理業者への卸販売が主力でしたが、最近は中古部品の流通形態も変化し、ネットを見て部品を注文する地元の方も増えています。現在、複数の同業者が集まった新しいネットサイトでの販売も始めており、今後もネット事業に力をいれていきます。

有限会社 ヨシダオートパーツ

■ 住所/〒925-0045 石川県羽咋市栗生町メ214-3
■ TEL/0767-22-3340
■ 代表者/吉田 茂樹
■ 創業/昭和53(1978)年
■ 業務内容/自動車解体業、中古部品販売業

※業務内容や商品等はねっとわーく発行時から変更されている可能性があります