有限会社 わたぼうし倶楽部

一人でも多くの方が、不自由なく生活ができるように 地域の健康寿命を延ばすため、介護の域を超えてサービスを展開

大窪 哲夫さん[代表取締役]


地域に密着した介護事業

平成16年11月、羽咋市福水町にてグループホームを創業し、小規模多機能型居宅介護事業所やサービス付き高齢者向け住宅などの介護事業を展開しています。高齢化社会が進む中で介護保険制度も始まり、これからの時代は介護事業が必要になってくるという意識のもと、その頃同じように施設を設立した知り合いから、設立してみればどうかと声をかけてもらったことがきっかけで、開業することを決めました。
工務店を経営している傍ら、未知の業種を始めることに不安もありましたが、妻の理解と協力も得ることができ、設立しました。まずは、地域に根ざしたグループホームから始めることにしました。地域に密着した介護を進めていくにつれ、認知症や小規模多機能への対応が求められるようになりました。また、リハビリデイサービスのニーズにも対応していく中で、中能登や志賀町など近郊エリアにも事業を展開していきました。

健康寿命を延ばすために私たちがいる

人は、生まれてから色んな人と出会い、別れがあります。タンポポの花も一緒で、子孫を残す為に「わたぼうし」となって色んなところに飛んでいきます。でも風が吹かないと飛ぶことはできません。自分ではできないけど、風に飛ばされて良いところに宿ってまた花が咲く。それと同じように、私たち介護をする立場の者が、利用者の今を一生懸命支援することで、生きていたときが楽しかったと思ってくだされば幸いです。
「寝たきりの人を車椅子に、車椅子の人を歩けるように、歩ける人は健康な体づくり」というコンセプトで、介護全般の様々なサービスを提供しています。自分が介護される立場になったときにどうしてくれれば一番嬉しいか。やはり、「自分で立って歩いて」が一番だと思いますし、最後まで健康的に生活できるように、少しでも健康寿命を延ばしていきたいと思っています。

介護業界として働きやすい環境を作る

介護は決して簡単な仕事ではありません。働く人がいないと成り立ちませんし、「働き手良し」を念頭に置いて、全員で支え合える環境を作らなければいけません。事業展開としては、介護の域を超え、50代以上のシニア世代に向けた運動メニューの提供などを始めようと思っています。運動する習慣を身に着けてその年齢になっても体力が衰えないように鍛えることで、地域がもっと活性化するのではないでしょうか。今後も色々なサービスを提供することで、地域の人と良いコミュニケーションを図り、地域の健康寿命を延ばすという目標に向かって取り組んでいきたいと思います。

有限会社 わたぼうし倶楽部

■ 住所/〒925-0603 石川県羽咋市福水町ろ33-1
■ TEL/0767-26-8200
■ 代表者/大窪 哲夫
■ 創業/平成16(2004)年
■ 業務内容/高齢者介護福祉事業

※業務内容や商品等はねっとわーく発行時から変更されている可能性があります