イタリアン・カフェ こだま

紹介動画はこちら

人が集まる場所から地元を元気に盛り上げたい
季節ごとに変化するピッツァを楽しめるお店

兼盛 康寛さん[オーナー]


珠洲にいながら本格的な窯焼きピッツァを堪能

当店はイタリアン・ナポリピッツァのお店です。人口減少が進む珠洲市で、人が集まって楽しくお食事ができる活気のある空間にしたいと思い、平成27(2015)年に創業しました。ピッツァやパスタをメインに、サイドメニューやデザートなども豊富にご用意しております。一押しはやはり「こだまピッツァ」です。珠洲の地物を取り入れて作る特製ピッツァで、季節ごとの食材に合わせて変化します。春に「こだまピッツァ」を食べに来て、また夏に食べに来ると食材がガラッと変わっているので、見た目も味の変化も楽しめます。こだわりとして、当店はピッツァを全て専用の薪窯で焼いています。薪は温度調整しにくいですが、高温で一気に焼き上げるのでおいしくできます。当店はランチタイムの営業もあり、お子様連れのファミリー客にも人気です。近くには学校があるので、地元の学生が立ち寄ってくれたりもします。わざわざ金沢方面に出ていかなくても、珠洲で本格的なピッツァやパスタを気軽に楽しんでいただけると思います。

ピッツァをきっかけに地域の活性化に繋げたい

もともと松任出身で、20歳の頃に気分を変えたくて祖父母のいる珠洲へ移住しました。その後、森林組合に就職し約20年間は木の仕事に携わりました。普段のワイン好きが高じ、ワインに合う料理を何か作りたいと考えていたときに、木が自分にとって一番身近なものだったので、木を使って作れる料理ということで窯焼きピッツァにたどり着いたのです。最初は自分で窯を作って木も切ってきてとりあえず作っていたのですが、だんだんピッツァ作りが楽しくなり、最終的に本業としてやることを決意しました。「こだま」は木の「木霊」から取ったもので、ずっと木に携わっていることと、山びこのようにこだましてこの店から地域の活性に繋がってほしいという想いから名づけています。今となってはたくさんのお客様に恵まれ、地域の人が集まれる場所として成り立ちつつあります。今後のチャレンジとして、運べる窯を持っていて露店営業をしたいと考えています。地元農家と、「農園で野菜を採る体験」と「採った食材でその場でピッツァを作る体験」ができるのが理想です。ピッツァ作り体験をいろんな場所で行い、地域の人たちが集まってワイワイできるような取り組みをしたいです。本当の地産地消で、珠洲だからできることだと思います。このお店で繋がる出会いを大切にして、もっと地域が盛り上がるように今後も取り組んでいきます。

イタリアン・カフェ こだま

■ 住所/〒927-1213 石川県珠洲市野々江町サ部104-1
■ TEL/0768-82-0525
■ 代表者/兼盛 康寛
■ 創業/平成27(2015)年
■ 業務内容/飲食業

※業務内容や商品等はねっとわーく発行時から変更されている可能性があります